よりよい食材にこだわり、真心でおいしい料理を提供する老舗の高級和食居酒屋での経験をもとに、今年7月に別府橋手前のビル1階に「しらいし酒販」がオープンしました。
日頃はコスパ重視の筆者ですが、チョッと背伸びして、本物志向の大人のための居酒屋料理を体験しに行ってきました。
編集部の主観評価ではなく、客観的な評価を大事にするために、口コミ評価は大手口コミサイトの「口コミ件数」「星の数」を参照して表にまとめています。(小数点以下切り捨て)
しらいし酒販とは?
場所は、以前紹介した“三九酒場けごむす六本松店”の数メートル先。
六本松界隈は、結構ウロウロしてる筆者ですが、ビル1階の通路を奥に入ったところにあるので、まったく気づきませんでした。
歩道からビル内に入ると、白木の地肌が真新しい和風モダンな外観が目に飛び込んできます。
店内も白い壁と木彫でまとめられています。席は、厨房を囲むL字型のカウンターに8席と、4人がけのテーブル席が2つ。
余裕を持ったレイアウトで天井も高くて開放感があり、ゆったりとくつろげる癒しの空間といった印象です。
しらいし酒販のメニュー
- 季節野菜の浅漬け・・・480円
- 刺盛1人前・・・・・・1680円
- 荒木豆腐の冷奴・・・・480円
- 藤原サーモン・・・・・1800円
- 手羽先唐揚げ1本・・・・・180円
- 和牛ホルモン味噌煮込み・・900円
メニューは、定番のフードメニューとドリンクメニューに加えて、本日のおススメがホワイトボードにたくさん書かれています。
人気の刺盛を食べてみました!
まずは、お店の口コミで見た画像が印象的だった刺盛1人前を注文。本日の盛り合わせは、マグロ3種、ヤズ、生だこ、サーモン、しめ鯖、ホタテ貝柱の8種盛り。
マグロは、大トロ、中トロ、赤身の食べ比べをじっくりと堪能。
衝撃的だったのが、サーモン。ホワイトボードに書かれた“藤原サーモン”が気になってググってみたら、ナ・ナ・ナント!福岡県新宮町で平山式陸上養殖されたサーモンでした。
ちょっぴり感動さえ覚える、貴重な食材体験ができてワクワク気分。
そしてもう一つ、一見普通の刺身かと思える見た目のしめ鯖。ところが、この酢〆加減がなんとも絶妙で、しめ鯖好きの私にとって、もう一切れお替りしたくなる旨さです。
刺盛を肴に飲む日本酒には、辛口タイプを選択。山形県酒田酒造の“波乗りジョウキゲン”。たまに飲むことがある“上喜元”とは異なるモダンなラベルで、純米大吟醸でありながら、甘さをグッと抑えた飲み飽きしない味わいです。
刺盛のあとのもう一品は、和牛ホルモン味噌煮込み。ホルモン系も好きなんです^^;
味噌煮込みなので濃い目の味付けかと思いきや、素材の旨味を邪魔しない、やや控えめな味付けがこれまた素晴らしい。恐らくこの辺りが、素材にこだわる職人技なんだろうと勝手に納得。
2杯目の日本酒は、長陽福娘「アクティブウインター」。これも1杯目同様コンセプト・ワーカーズ・コレクションといわれる、市場と業界の活性化を目指す酒蔵の新たな取り組みによるお酒です。
薄にごりで発泡感があり、やや甘めの味わいがもつ煮込みに合いますよね。他にも日本酒の品揃えが充実しているので、料理とのペアリングを考えながら選ぶのも楽しみの一つになります。
みんなの口コミ評価(掲載時)
店舗情報
店名 | しらいし酒飯 |
住所 | 〒810-0044 福岡県福岡市中央区六本松4丁目11−26 ビバーチェ橋本 |
電話番号 | 092-753-6120 |
営業時間 | 木~火:15:00~03:00 |
定休日 | 水曜日 |
駐車場 | なし |
アクセス | 福岡地下鉄:六本松駅から徒歩4分 西鉄バス:別府橋バス停から徒歩10秒 |
公式ページ | インスタグラム |
まとめ
高級和食居酒屋で培ったこだわりの食材選びと、確かな調理技術が体験できるお店でした。
店内も明るく開放的で和風モダンなお洒落な雰囲気が、女性一人でも来店しやすいです。
プラス500円ですべてのメニューに、ご飯と味噌汁が付けられますので、お酒を飲めない方でも「刺盛定食」とか「〇〇定食」として料理を楽しむこともできますよ。
それでは、また次回の記事で、お会いしましょう♪