日本ではハレの日には、晴れ着を着たり、ご馳走を食べたり、特別な行事をしたりして、日常とは違う特別な時間を過ごす習慣が昔からあります。そんな非日常のハレの日に対して、普段の日常をケ（褻）と呼んで区別して生活していたそうです。
日常（ケ）の中でのチョッとした非日常（ハレ）をお客様にご提供できたら、との思いが込められた屋号の居酒屋が中央区大名にあります。
隠れ家的な空間で、ステキな料理と日本酒が楽しめるらしいのでチョッと覗いてきました。
編集部の主観評価ではなく、客観的な評価を大事にするために、口コミ評価は大手口コミサイトの「口コミ件数」「星の数」を参照して表にまとめています。（小数点以下切り捨て）
晴れと日常（ハレトケ）とは？
お店は、中央区役所交差点から舞鶴方面に抜ける一方通行の道路沿い。半地下っぽい階段を数段おりると、玄関横壁に屋号の看板が掲げられています。
店内は、全体的に木の温もりを感じる明るい内装で、一枚板のカウンター席やカウンター前のテーブル席。
さらに奥には通路左右に宴席としても、ゆったりと寛げる掘りごたつ席もあります。
晴れと日常（ハレトケ）のメニュー
- 今月の前菜の盛り合せ・・・1880円
- 刺身の盛り合わせ・・・・・1580円
- う煮たまご・・・・・・・・680円
- だし巻き卵・・・・・・・・550円
- 日本酒グラス全種類・・・・550円
気になる日本酒は、常時15種類ほどが揃えてあります。しかも、純米酒だろうが大吟醸だろうが、どれを飲んでも1杯550円均一の嬉しい価格設定。
名物”う煮たまご”を食べてみました！
旬の食材を使った海鮮と天ぷらが売りのこのお店。中でも来店者の多くが注文するのが、こちらの“う煮たまご”。出し汁に浸された半熟煮卵の上に、キラキラとしたイクラ、うに、とびっこの魚卵3種があしらわれたお料理。
プリン体が気になる方には少し酷だけど、ぜひ体験していただきたい一品。
次に味わったのが、迷ったらコレ！って感じの前菜の盛り合わせ。デザートも付いたおつまみ5点セットで、ちょい呑みや0次会にピッタリです。
天ぷらは、牡蠣を注文してみました。
ご覧のとおり衣が極薄。脂っこさを控えたい方にも、罪悪感なく天ぷらが楽しめますよ。
さて今回いただいた日本酒は、荷札ラベルが特徴の新潟県加茂錦酒造の銘柄。日本酒にハマり始めたころ、好んで飲んでいたハズレなしの銘柄です。
みんなの口コミ評価(掲載時)
店舗情報
| 店名 | 晴れと日常(ハレトケ) |
| 住所 | 〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名２丁目９−２０ 山本ビル B1 |
| 電話番号 | 092-751-7788 |
| 営業時間 | 平日：17時00分～23時00分 |
| 定休日 | 日曜日 |
| アクセス | 福岡地下鉄：赤坂駅3番出口より徒歩3分 西鉄バス：大名二丁目バス停より徒歩1分 |
| 公式ページ | ホームページ インスタグラム |
まとめ
日常と非日常のオン・オフに利用したい心地よい空間です。食材の目利きと調理技術の高さが、感じられます。
かといって敷居が高いわけではありません。ビジュアルも素晴らしい手の込んだ料理でありながら、リーズナブルな価格設定も好評価ポイント。
日本酒愛好家にとっては、常時15種類ほどの銘柄が用意されています。季節ごとに非日常の料理とお酒を味わいに行く楽しみが、格段に広がるお店です。ぜひ足を運んでみてください。
それではまた、次回の記事で、お会いしましょう♪