オリジナルスパイスチキンカレー
写真は以前お伺いした際に食べたカレー。どんな味なのか？や店内の様子などについては、カレー Sakaba Nukeの実食レビューを確認してみてください。
カレー Sakaba Nukeの目玉と言えば、見た目のインパクトだけでなく、スパイスの香りが特徴的な「オリジナルスパイススパイスチキンカレー」。また、そのカレーに＋αを加えた「ワンプレートカレー」です。
では、なぜこのようなカレーを作る事になったのか？そして、どのような思いでカレーを提供しているのか？など、カレー Sakaba Nukeの店長である片山 清二さんにインタビューをお願いしました。
プロフィール:片山 誠二(愛称は「かたやん」)
1980年生まれ。元々はシューティングバーを経営していたものの、食べ物屋さんをしたいと思った事をキッカケに、大牟田になかったスパイスカレーの提供を始める。趣味はカレー巡り、サバゲー。現在彼女募集中。
【インタビュー】カレー屋嫌いの店長がカレー屋を始めた理由とは？
インタビューに入ると急に真剣な顔に！
ーまず、カレー Sakaba Nukeを始めたキッカケを教えてもらえますか？
うちは元々シューティングバーをやっていて、そこそこ人気があったお店なんですよ。けど、酔った人がエアガンを撃つので、いつ事故が起きてもおかしくないですよね？事故が起きる前に、別の事を始めようと思ったのがキッカケですね。
それで食べ物屋を始めて。夜カフェをコンセプトに、ホットサンドやスイーツや提供していたんですが、売上がガタ落ちして…（笑）
このままではマズイ！ということで、カレーだけに絞って力を入れ始めたんですよね。
ーカレーだけに絞られたということですが、それはカレーの売上が良かったり、カレーに愛着があったからですか？
ん～、特に売上が良かったというわけでもありませんし、当時は特にカレーに愛着はなかったですね（笑）
そもそも僕は、カレー屋に言って食べる人間ではなかったので。むしろ、カレーを食べるのに「なんでお金を払わないといけないの？」って思っている人間でした。
カレーなんて普通に家で食べれるに、なぜわざわざ食べに行く必要があるの？って。むしろレトルトカレーでも十分やん？なんて思っているアンチカレー屋でした（笑）
ーアンチカレー屋ですが(笑)それでは、なぜカレーを屋始めようと思ったのですか？
一言でいうと「ノリ」ですかね。
当時、福岡を始め、関東や関西でスパイスカレーが流行っていたので、「よしっ！スパイスカレーをやってみよう！」みたいなノリで始めました。
あとは、大牟田にスパイスカレーをやっているお店がなかったというのも大きかったですね。
ーカレー屋ってノリって始めてもできるものなんですか？
いえ、甘かったです。もう失敗の連続でしたよ（笑）
カレーに対して知識が全然なく、スパイスカレーも「スパイス混ぜていけば、それっぽいのができるんだろうなぁ」みたいな感覚だったんですよ。
でも、スパイスだけでどれだけ頑張ってもまともな味にならなかったんですよね。
それで何百と失敗してきたことか（笑）
でも、失敗していても、スパイスの量などによって味が変わって行くのが楽しくて。あれこれ試行錯誤しましたね。
不思議な事に知れば知るほどカレーって奥深くて…気がついたらカレーの虜になっている自分がいました。
ー独学でカレー作りをされていたんですか？
そうですね。スパイスに関しては調べ尽くしました。
それから個人的にやっていたのは「食べ歩き」ですね。カレーがまともな味にならないの悔しくて、色んなカレー屋さんを巡ったんですよ。
県内だけでなく、県外の「北インドカレー」「南インドカレー」「スリランカカレー」「タイカレー」と、ありとあらゆるカレーを食べましたね。
そこで食べてみた感覚を元に帰ってから自分でカレーを作ってみるんです。すると、まだ何か足りない！というのが出てくるんですよね。
そこで、またカレー屋に食べに行って、今度は店内をずっと見渡すんですよ。すると、使用されている材料やスパイスなどが飾ってあったりするので、それを参考に作ってましたね。
ーカレーを作る上で一番参考になったお店とかはありますか？
参考になったと言えば、すべてのお店が当てはまるのですが。
カレーに対する考えが変わったは、和水町にある「わさんたらんか 」というお店ですね。
ここのスリランカカレーを食べてみて「カレーって結構うまいやん？」と意識改革が起こりましたね（笑）
ーなるほど。それではカレー Sakaba NukeのPRポイントをお願いします。
写真はワンプレートカレー
まず当店の一番人気メニューである「オリジナルスパイスチキンカレー」はスパイスの味や香りと濃さが特徴のカレーです。
なので、濃い味を楽しみながら、飲んだ後などにぜひ食べてみてほしいですね。
また、一般的なご飯とルーだけのカレーではなく、様々な副菜を添えているので、ビジュアル的にも楽しんでほしいですね。カレーにもアートを取り入れているのが、うちのカレーなので（笑）
ーカレー Sakaba Nukeにはどんなお客さんに来てほしいですか？
やっぱり一番はカレーが好きな人に味わってほしいですね。
でも、本当に食べて欲しい人はと言うと、僕のようにカレー屋にお金を払う意味が分からない！と思う人ですかね。
僕自身、何百軒とカレー屋を食べ歩いたからこそ気付けた部分なんですが、家のカレーやレトルトで十分だと思っている人って、ほとんどがオーソドックスなカレーしかお店で食べていないんですよね。
それで、家で食べるカレーとあんまり変わらなくない？となって、食べなくなると思うんです。
その部分を考えると、カレー Sakaba Nukeのカレーは基本ベース(下味)から丁寧に作りこんでいきます。
下味と言うのは、味噌汁で言う出汁の部分。味噌汁もカレーも、この下味がしっかりしていないと、うまく味が乗らないというか…極論を言うと、美味しいカレーにはならないんですよね。
この下味部分を、チキンと玉ねぎをふんだんに使用して作り上げているのが、一番人気の「オリジナルスパイスチキンカレー」なんですよね。
また、名前に「スパイス」が入っている事からも分かるように、複数種類のスパイスとハーブを使用しています。
なので、食べる瞬間の香りがオーソドックスなカレーとは全く違いますし、食べて行く途中でも家でのカレーとは全く違う不思議な感覚に包まれると思います。
大げさな言い方もしれませんが、今まで家では食べた事がないようなカレーを食べれるって事ですね。なので、家のカレーで十分と思っている人にこそ食べに来て欲しいですね。
基本ベース(下味)とスパイス＆ハーブにこだわったカレーってこんなに違うんだ！とか、お店で食べるカレーも美味しいやん！とか、今までの価値観が変わってくれると嬉しいですね。
もちろん、ビジュアル面にもこだわっているので、インスタ映えする料理を探している人にもウェルカムです！うちのカレーは芸術だと思っているので、そこも評価されたいですから（笑）
あとは…あっ！泥酔されたお客様はお断りしています。当店は客層が良いのでそういったお客様は少ないですが、念の為に（笑）
ー2020年2月からランチも始めるようですが？
そうですね。ランチと夜中の時間帯に開けようと思っています。
今までは夜だけだったのですが、「ランチにも食べたい！」というお声が多かったので、ランチも開けるようにしました。
ランチはカレーを注文すると、ドリンクも付いてくるのでお得ですよ(笑)
ーカレー Sakaba Nukeはどのようなお客様が多いですか？
一番多いのは男性・女性問わず30～40代の方ですね。3～4人くらいのグループで来られる事が多いです。
ただ、これからはランチタイムも営業しますし、当店はインド系タイ系のアジアンチックなカフェをイメージした店内に仕上げているので、1人で来られるお客様も多くなるかなとは思っています。
アジアンテイストの店内
テーブル席
ー今後の展望は？
まずは県内の人に大牟田市に美味しいスパイスカレー屋がある！ということを認知されたいですね。
そして、後々は大牟田発のスパイスカレー屋として福岡で勝負したいと思っています。
僕のイメージの中では、もう行列ができるカレー屋さんになっています（笑）
ーありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
こんな茶目っ気がある店長がいるのが「カレー Sakaba Nuke」。
- 美味しいカレーを食べたいと思っているあなた
- インスタ映えする料理を撮りたいあなた
- 新しいお店を探しているあなた
- 彼氏が欲しいあなた
もし、一つでも当てはまるなら、足を運んでみるのもいいかもしれない。
特に、カレー屋で食べる意味ってあるの？って考えているあなたにとっては、人生で初めてお金を払う価値があるカレーになるかもしれない！
サバイバルゲームが趣味な片山 清二さん
店舗情報
| 店名 | カレー Sakaba Nuke |
| 住所 | 836-0046 大牟田市本町１丁目3-15堤ビル2F |
| 電話番号 | 090-9722-7708 |
| 営業時間 | 昼)11：30～14：00 夜)21：30～3：00 |
| 定休日 | 水曜日 |
| 予約 | 可 |
| 駐車場 | なし |
| アクセス・道案内 | 大牟田神社の向かい側 |
| 公式ホームページ | なし |
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