久しぶりに会った知人から、素敵なお店を教えてもらいました。
老舗料亭での厳しい修行を積みながら、寿司、日本酒に関する知識も身に着けた店主が、福岡市の中心部、今泉のビル5階で営む隠れ家的な居酒屋。
土日祝日は、昼飲みもできて、今が旬の食べ物やこだわりの食材で作る心のこもった小料理が、なんとも素晴らしい味わいのお店のようなので、速攻で覗いてきました。
編集部の主観評価ではなく、客観的な評価を大事にするために、口コミ評価は大手口コミサイトの「口コミ件数」「星の数」を参照して表にまとめています。(小数点以下切り捨て)
和酒処 小料理 酒幸とは?


場所は、国体道路から薬院六つ角へ抜ける通りを5、6m入ったところのビルの5階。

エレベーターを降りると重厚な木彫のドアに「営業中」のプレートがかかっていました。


店内は、渋みのあるウォールナット調の色合いで、木のぬくもりと和の深みがある内観です。
L字型のカウンター席も3ヶ所あるテーブル席も、すべて掘りごたつ仕様なので足に負荷がかからず、ゆっくりとくつろげます。
カウンターは、一人飲みの場合でも店主と料理や日本酒の話ができる特等席。テーブル席は、仲間どうしで語り合いながら、大きな窓からの借景もたっぷり楽しめる席。
和酒処 小料理 酒幸のメニュー



- 至福のお酒のアテ盛り・・・1800円
- 牛タン入りメンチカツ・・・580円
- ふわふわ だしまき・・・680円
- 南関いなりあげ 6個・・・780円
- 小左衛門利き酒3種セット・・・980円

圧倒的に充実しているのが日本酒の品揃えですが、ビール党のためにクラフトビールも用意してあります。
至福のお酒のアテ盛りを食べてみました!

これはお見事!なかなか豪華な前菜盛合せ的なアテ盛りです。中央にあるのが、ホタルイカとワカメの酢味噌和え、その右側が自家製からすみと大根スライスです。
からすみは、ボラの卵で作るんですが、魚卵の血抜き、塩漬け、塩分調整、日本酒を使った漬け込み、乾燥などの工程を、冬場の寒い時期に、店主自身が手間暇かけて丁寧に作られた逸品です。

アワビ(とこぶしだったかな?)も柔らかく煮込まれて、食感も味付けにも大満足。


至福の小料理を楽しみながら飲んだ日本酒は、店主が押している酒蔵”中島醸造(岐阜県)”の小左衛門利き酒3種セット。同じ蔵元の飲み比べができるのは、ちょっと珍しいですね。それぞれの味わいの違いが、明確にわかる飲み比べがお得に体験できます。

酒のアテ盛りだけでも充分満足だったんですが、せっかくなのでリピート率92%以上との評価がある牛タン入りメンチカツもいただきました。
メンチカツの中に牛タン独特のコリっとした歯ごたえがあって、特徴的な味わいでした。こちらも思った以上にボリュームがあって、〆として考えていた南関あげいなりや海鮮丼にはたどり着けず、次回の楽しみに取っておくことにしました^^;
みんなの口コミ評価(掲載時)
店舗情報
店名 | 和酒処 小料理 酒幸 |
住所 | 〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉2丁目4−36 TIO今泉 5階 |
電話番号 | 092-231-9404 |
営業時間 | 平 日 17:00~24:00 土日祝 12:00~24:00 |
定休日 | 火曜日 |
駐車場 | なし |
アクセス | 西鉄バス:警固一丁目バス停から徒歩2分 西鉄大牟田線:西鉄福岡駅(天神)南口から徒歩5分 |
公式ページ | ホームページ インスタグラム |
まとめ
屋号の通り、旬の恵みを丁寧に仕込んだ滋味深い小料理と、店主自らが惚れ込んだ日本酒が味わえる居酒屋でした。
落ち着いた雰囲気の空間で、一人のみから宴会まで、ゆったりと楽しめる隠れ家的なスペースです。美味しい和食と、こだわりの日本酒を堪能されたい方は、ぜひ足を運んでみてください。
では、また次回の記事でお会いましょう♪

