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博多どんたくとは?意味や歴史を知ってお祭りを100倍楽しもう!【初心者向け】

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どんたくパレード
写真提供:福岡市
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博多どんたくと言えば、福岡を代表するお祭りの一つなので、ぜひ一度は体験しておきたいですよね!

でも、「博多どんたくってどんなお祭り?意味や歴史をちゃんと知ってから楽しみたい!」

こんな風に思っている方もいるのでないでしょうか。

実は、博多どんたくは単なるパレードではなく、400年以上続く伝統行事がルーツになっています。意味や歴史を知ることで、祭りの楽しさや奥深さをより感じることができます。

この記事では、博多どんたくの意味や歴史をわかりやすく解説し、さらに見どころや楽しみ方もご紹介していきます。

このページで分かること
  • 博多どんたくの意味や由来って?
  • 博多どんたくが始まったのはいつ?
  • お祭りの見どころや魅力は?
  • なぜ「しゃもじ」を持つの?
  • お祭りを100%楽しむためのポイント

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この記事を書いた人
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哲っちゃんです

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もくじ

博多どんたくとは?意味と由来をわかりやすく解説

どんたくの様子
写真提供:福岡市

福岡市で毎年多くの人々を魅了する博多どんたくですが、そもそもこの「どんたく」という名前にはどんな由来があるのでしょうか。お祭りをより深く楽しむためには、まずその名前に込められた意味を知ることが大切です。ここでは、博多どんたくの名前の由来について詳しくご紹介します。

サクッと要約
  • どんたくの由来はオランダ語の「ゾンターク」
  • ゾンタークは「日曜日」という意味を持つ
  • パレードを中心に福岡市内で多彩なイベント開催される

博多どんたくの名前の由来

博多どんたくの「どんたく」という名前は、オランダ語の「ゾンターク(zondag)」に由来しています。ゾンタークとは「日曜日」という意味を持ち、休みの日を指していました。この言葉が日本に伝わり、長い年月の中で変化し、「どんたく」という響きに変わったのです。

日本に伝わった当初、ゾンタークは休暇や祝祭を表す言葉として使われていました。その後、福岡の人々が行っていた伝統行事と結びつき、いつしか特別な意味を持つお祭りの名前として定着しました。今では「博多どんたく」と聞けば、多くの人が福岡を代表する大きな祭りを思い浮かべるようになっています。

博多どんたくはどんなお祭り?

博多どんたくは、福岡市で毎年ゴールデンウィークの時期に開催される市民参加型のお祭りです。パレードを中心に、福岡市内の各所で多彩なイベントが繰り広げられます。街中は色とりどりの衣装に身を包んだ参加者たちであふれ、沿道にはたくさんの観客が集まります。

このお祭りは、単なる観光イベントではありません。地域の伝統と文化を大切にしながら、時代とともに形を変え、多くの市民に支えられて続いてきました。子どもから大人まで誰でも参加できることも特徴で、福岡の人々にとっては一年で最も大切な行事のひとつといえます。

また、観光客にとっても、地元ならではの熱気や一体感を間近で体験できる貴重な機会となっています。特に、パレードに飛び入り参加できる「どんたく広場」では、訪れた人たちも一緒に祭りを楽しむことができます。

博多どんたくは、福岡の歴史や文化を体感できる、日本を代表する伝統行事と言っても過言ではありません!

参考:博多の魅力

博多どんたくの歴史|いつから始まったのか

博多どんたくは、ただ賑やかなパレードが続くだけの祭りではありません。長い歴史を持ち、時代ごとに姿を変えながら今日まで受け継がれてきました。どんたくの起源はどこにあるのか、そしてどのようにして今の形になったのか。その歴史をたどってみましょう。

サクッと要約
  • 博多どんたくの起源は「松囃子」
  • 松囃子とは、平安時代に行われていた伝統行事
  • 松囃子が独自に発展したのが「博多どんたく」
  • 第二次世界大戦中に中断を余儀なくされる
  • 現在は200万人が集まるイベントに成長する

博多どんたくの起源は「松囃子」

博多どんたくの起源は、平安時代に行われていた「松囃子(まつばやし)」という伝統行事にあります。松囃子は、正月に貴族や武士たちが音楽を奏でながら行列を作り、祝賀の気持ちを表すものでした。

福岡では、これが独自の文化として発展しました。地元の人々は、新年を祝うために三福神(福神、恵比寿、大黒天)に扮し、家々を回って祝福する行事を続けてきました。これがやがて「松囃子」と呼ばれ、博多の町の重要な年中行事となったのです。

松囃子は、神様を迎える神聖な行事でありながら、同時に人々の暮らしに密着した、親しみのあるお祝いでした。その精神が、現代の博多どんたくにも受け継がれています。

明治時代以降の博多どんたくの変遷

明治時代に入ると、日本は急速な近代化を迎えます。この流れの中で、政府は伝統行事を「時代遅れ」とみなし、多くの行事が禁止されました。松囃子も例外ではなく、一時中止を余儀なくされます。

しかし、福岡の人々は松囃子の文化を大切に思い、何とか復活させようと努力を続けました。その結果、明治36年(1903年)には「博多どんたく」という名前で新たに生まれ変わり、再び市民の祭りとして開催されるようになりました。

このとき、「どんたく」という言葉が正式に使われるようになり、休みの日にみんなで祝う楽しいお祭りとして親しまれるようになったのです。

現代の博多どんたくに至るまで

第二次世界大戦中、博多どんたくは再び中断を余儀なくされます。戦後の混乱期、福岡の人々は町の復興と平和への願いを込め、どんたくの再開に尽力しました。

昭和21年(1946年)、終戦後初めての博多どんたくが開催され、戦後復興の象徴となります。その後、どんたくは年々規模を拡大し、市民祭りから全国規模のイベントへと成長しました。

現在では、パレードだけでなく、市内各地で音楽や踊りのステージが繰り広げられ、国内外から200万人を超える観光客が訪れる一大イベントとなっています。

参考:博多どんたく

博多どんたくの見どころと魅力とは

どこまでも続くパレード
写真提供:福岡市

博多どんたくは、長い歴史を持つだけでなく、現代においても多くの人々を引きつける魅力にあふれています。どんたくの醍醐味は、パレードだけではありません。参加する楽しさや、街全体が一体となる独特の雰囲気も大きな見どころです。ここでは、博多どんたくの魅力をより深く味わうために知っておきたいポイントをご紹介します。

サクッと要約
  • 一番の見どころは「市民参加型のパレード」
  • 市内各所でステージパフォーマンスが繰り広げられる
  • 昼だけでなく夜まで楽しめるイベント

市民参加型のパレード

博多どんたくといえば、市民参加型のパレードが最大の見どころです。

福岡市中心部の明治通りを舞台に、地元の学校や企業、各種団体が思い思いの衣装をまとい、華やかに練り歩きます。

パレードに登場するグループは、伝統衣装に身を包んだ団体から、ポップなダンスチーム、地域キャラクターまで実にさまざまです。演奏や踊りを披露しながら行進する様子は、見ている人の心を自然と明るくしてくれます。

さらに、沿道の観客とパレード参加者が一緒になって盛り上がれるのも特徴です。手を振ったり、声をかけ合ったりする交流が自然に生まれ、祭りの一体感を肌で感じることができます。

多彩な出演者とパフォーマンス

博多どんたくの魅力は、パレードだけにとどまりません。市内各所に設けられたステージでは、さまざまなパフォーマンスが繰り広げられます。

伝統芸能である博多祝い唄や、地元の子どもたちによるダンス、吹奏楽団の演奏、さらには外国人グループによる国際色豊かなパフォーマンスまで、プログラムは実に多彩です。

どのステージも観覧無料で、気軽に立ち寄ることができます。ふらっと足を止めてパフォーマンスを楽しむうちに、知らない文化や表現に触れられるのも、博多どんたくならではの楽しみです。

夜まで続くお祭りムード

博多どんたくの楽しさは、昼間だけではありません。日が暮れてからも、街の熱気は冷めることなく続きます。

パレード終了後も、市内の特設ステージでは音楽ライブやダンスショーが行われ、夜の博多の街をさらに盛り上げます。街全体がライトアップされ、屋台が立ち並ぶ風景は、昼間とはまた違った華やかさを見せてくれます。

夜のどんたくは、幻想的な雰囲気の中で、日中とは一味違う感動を味わうことができる特別な時間です。友人や家族とゆっくり夜の博多を歩きながら、祭りの余韻を楽しむのもおすすめです。

博多どんたくのしゃもじの意味とは?

総踊り
写真提供:福岡市

博多どんたくを訪れると、手にしゃもじを持った人々の姿をよく見かけます。なぜお祭りに家庭用の道具であるしゃもじを持っているのでしょうか。その不思議な光景には、実は深い意味が込められています。ここでは、博多どんたくにおけるしゃもじの意味や、そこに託された願いについて詳しく見ていきましょう。

サクッと要約
  • しゃもじを持つのは、祭り参加のハードルを下げるため
  • しゃもじで福をかき集めるという願いが込められている

なぜしゃもじを持つのか

しゃもじは、もともとご飯をよそうための身近な道具です。そんな日常的な道具が、博多どんたくではお祭りの象徴として使われるようになりました。

その理由の一つは、誰にとっても親しみやすく、手に取りやすい存在だからです。昔から福岡の人々は、庶民的な道具を使うことで、祭りに参加するハードルを下げ、誰でも気軽に楽しめる雰囲気を作り出してきました。

また、しゃもじを持って踊ることで、日々の暮らしの豊かさや幸せを祝う意味も込められています。しゃもじは家庭の象徴でもあり、祭りの間、家庭の平和や繁栄を願う心を表すアイテムとして大切にされています。

しゃもじに込められた願い

しゃもじを手に持ち、打ち鳴らしながら踊る行為には、「福をかき集める」という意味があります。かつて博多の人々は、しゃもじで福を招き入れるように願いを込め、楽しみながら祭りに参加していました。

また、商売繁盛や家内安全を願う意味もあり、しゃもじを使うことで、普段の生活の中で大切なものへの感謝や希望を表してきました。音を立てて鳴らすことで、神様や人々にその願いを届けようとする気持ちも込められているのです。

今でも、どんたくのパレードやステージでは、子どもから大人まで多くの人たちがしゃもじを手に踊り、福岡の伝統文化を楽しく受け継いでいます。

博多どんたくをより楽しむためのポイント

明治通り沿い
写真提供:福岡市

せっかく博多どんたくに行くなら、できるだけ楽しく、快適に過ごしたいものです。事前に少し準備をしておくだけで、当日のお祭り体験がぐっと良くなります。ここでは、博多どんたくをさらに満喫するために知っておきたい観覧スポットや便利な情報、混雑を避けるためのコツについてご紹介します。

サクッと要約
  • パレードを楽しむなら「明治通り沿い」がおすすめ
  • ステージを楽しむなら「市役所前広場」や「天神中央公園」
  • 雨が降りそうならレインコートを準備しておく
  • 明治通り付近の混雑に注意する

観覧におすすめスポット

博多どんたくのパレードを楽しむなら、明治通り沿いが一番のおすすめスポットです。特に福岡市役所前広場周辺は、パレードのスタート地点に近く、ステージイベントも同時に行われるため、にぎやかな雰囲気を存分に味わえます。

早めに行けば場所取りもしやすく、パレードを間近で見ることができます。人通りが多い場所ではありますが、沿道に座席を用意しているエリアもあるので、子ども連れや長時間観覧したい人には便利です。

ステージを中心に楽しみたい場合は、市役所前広場や天神中央公園の特設ステージもおすすめです。音楽や踊りのパフォーマンスをゆっくり楽しめるスポットなので、休憩を兼ねて立ち寄るのも良いでしょう。

事前にチェックしておきたい情報

雨天時の対応

博多どんたくは基本的に雨天決行ですが、悪天候の場合はパレードの一部中止やステージイベントの変更が行われることもあります。当日の朝には、公式サイトやSNSで最新情報が発信されるので、出発前に必ずチェックしておきましょう。

また、急な雨に備えて折りたたみ傘やレインコートを持参しておくと安心です。パレードを見るときには、周囲の人に配慮して傘ではなくレインコートを使うと、より快適に過ごせます。

混雑回避のコツ

博多どんたくは日本全国から観光客が集まるため、当日は非常に混雑します。特にパレードの時間帯は明治通り周辺が人で埋め尽くされるので、混雑を避けるためには次のような工夫が効果的です。

まず、できるだけ早い時間帯に現地入りすることがポイントです。午前中に到着しておけば、比較的余裕を持って観覧場所を選ぶことができます。

また、交通規制が行われるため、車ではなく公共交通機関を利用するのがおすすめです。地下鉄やバスを使えば、渋滞を気にせずスムーズに移動できます。

帰りも混雑が予想されるので、パレード終了直後を避けて少し時間をずらして移動するのが快適に過ごすコツです!

博多どんたくの基本情報|場所・開催日・アクセス方法

花自動車
写真提供:福岡市

博多どんたくをスムーズに楽しむためには、基本的な情報を押さえておくことが大切です。初めて訪れる人も、リピーターの人も、事前に場所や開催日、アクセス方法を知っておくと、当日慌てずに行動できます。ここでは、博多どんたくの主な会場やスケジュール、便利な移動手段についてまとめました。

開催場所と主なイベントエリア

  • メイン会場:福岡市中心部の明治通り周辺
  • パレードのスタート地点:天神のどんたく広場
  • パレードのゴール:博多駅方面
  • 主な特設ステージ:市役所前広場、天神中央公園

色んな会場を移動しながら、音楽・ダンス・伝統芸能など多彩なプログラムを堪能しましょう!

開催日程と時間

  • 開催日程:毎年5月3日と4日の2日間
  • 開催時期:ゴールデンウィーク期間中
  • パレード開始時間:例年午後1時ごろからスタートし、夕方まで続く
  • ステージイベント開始時間:午前中から開催
  • 注意点:年によってスケジュール変更の可能性あり

公式サイトでタイムテーブルや人気イベントを確認しておきましょう!

アクセス方法と交通規制情報

  • 交通規制:パレードコース周辺で交通規制が実施される
  • 車移動:非常に困難なため、公共交通機関を利用するのが基本
  • 最寄り駅:地下鉄空港線「天神駅」「博多駅」
  • おすすめ移動手段:道路混雑を避けるため地下鉄利用がスムーズ
  • 会場の位置関係:徒歩圏内にイベントエリアが点在している
  • 宿泊のポイント:博多駅周辺のホテルを利用すると移動や荷物置き場に便利

もっと詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしてね!

まとめ

博多どんたくは、単なる大規模なパレードではありません。その名前に込められた意味や、平安時代から続く長い歴史、そして市民一人ひとりの願いや思いが詰まった、福岡の大切な文化遺産です。

どんたくの由来を知り、なぜしゃもじを手にして踊るのかを理解することで、祭りの楽しさが何倍にも広がります。また、パレードやステージだけでなく、街全体が一体となって作り上げる特別な雰囲気を、ぜひ現地で体感してください。

事前に基本情報やスケジュール、アクセス方法を押さえておけば、当日もスムーズに楽しむことができます。歴史を知り、意味を知った上で参加すれば、博多どんたくはきっと、忘れられない素晴らしい思い出となるでしょう。

今年のゴールデンウィークは、ぜひ福岡へ足を運び、博多どんたくの熱気と感動を体験してみてください!

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※一部のメニューが1,000円以下となっている店舗を掲載しています。
※価格は変動している可能性があります。

※記事公開後は情報の更新に努めていますが、最新の情報とは異なる場合があります。

※「営業時間が違う」「閉店している」など、記載内容に間違いがありましたら『記事修正リクエスト』よりご連絡ください。

どんたくパレード

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編集長のアバター 編集長 JIMOHACK福岡 編集長

どうも、JIMOHACK福岡の編集長です。ラーメン食べるのが大好き。日本酒飲むのが大好き。福岡が大好き。とにかく福岡の魅力を発信します!

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