【六本松】『蕎麦　和（そば　なごみ）』｜小粋なそば処。手打ちそばでの昼飲みが最高！

１０月１日は「日本酒の日」って知ってましたか？

全国各地で日本酒にまつわるイベントが開催され、福岡でも「日本酒ゴーアラウンド福岡2022」が催されました。私は六本松エリアを徘徊して、居酒屋巡りを楽しみました。

そのときに飲みまわったお店の中に、手打ちそばで昼飲みができるそば屋を発見、他にも気になるメニューがいろいろあったので、再度来店して、じっくりチェックしてきました。

蕎麦 和とは？

六本松をバス通り沿いに進み、別府橋の手前にある六本松郵便局から左折。そのまま真っすぐ1分くらい歩き進むと、レンガ色のタイルを施したビルの１階に、ひと目でそば屋だとわかる暖簾が掲げられています。

店内は厨房への通路を挟んで、８人くらい座れるカウンター席と４人掛けのテーブル２卓がレイアウトされています。

蕎麦 和のメニュー

人気のランチメニュー「昼御膳　寿」を食べてみた

まず運ばれてきたのが、手打ちそばにセットされている小料理。

左下から時計回りに、いなり1個、天ぷら3品、だし巻き卵２つ、煮物の小鉢、サラダ、天ぷら用の塩。ランチメニューでありながら、充分お酒も飲める品ぞろえです。

というわけでチョイと一杯。山形県の稲造純米酒。稲と象さんをあしらったモダンなラベルが、シャレっ気もあって可愛い。飲み口もフルーツ香が漂い、軽くてサラッとした甘味があるモダンタイプ。キレがあるドライな後口なので、料理の邪魔にならない食中酒な印象。

メインのそばは、歯ごたえもどごしも良く、そばの香りが心地よく広がるのが特徴。なぜなら、小麦粉とそば粉の配合が、黄金比といわれる２：８で作る二八蕎麦で、店主が毎朝手打ちしているからです。しかも今が旬の新そば粉を使用。

そばツユは甘すぎず醤油辛くもない、まろやかな味わい。店主のこだわりで、上質なカツオとサバを使って仕込んだ風味豊かなツユです。

正直いってそばの味は、あまりわかりません。小麦粉が多いタイプは、美味しくない。と思う程度です。そば屋で一杯やる風情が好きで、たまに足を運んでいるだけですが、それでも徐々に舌が肥えてきているかも？

もう1品気になるメニューがあったので、オーダーしたのが「鴨ロース煮」。これが大正解。鴨の旨味と香りがたっぷり味わえる奴。そばの満足度も高いけど、それ以上に、また食べたいと思う新発見の1品でした。

そば屋では、鴨のメニューをよく見かけますよね。鴨南蛮とか…。そばは、江戸時代から庶民の食べ物で、まだ養鶏がなかった当時の肉食材の主流は、鴨だったとのこと。その食習慣がいまも引き継がれている、ってことでみたいすね。ちなみに南蛮とは、ネギのことだそうです。

そして「日本酒と相性良し」って書いてあったので、すかさず二杯目へトライ。

福岡県の杜の蔵が作る、カラクチサムライ純米。日本酒度＋１１で一杯目の稲造よりも、さらにキレのある辛口タイプな味わいでした。

ラストは定番のそば湯で〆て、ご馳走さま。

みんなの口コミ評価(掲載時)

口コミサイト	口コミ数	星の数
食べログ	39	(3.5)
Retty	25	(85%)
Googleマップ	153	(4.5)

この投稿をInstagramで見る

福岡 なっつ飯(@natu_kitchen)がシェアした投稿

店舗詳細

店名	蕎麦 和（なごみ）
住所	〒810-0044 福岡県福岡市中央区六本松４丁目９−２５ 六本松ハウス
電話番号	092-771-6116
営業時間	11:30～14:30 17:00〜22:00(L.O.21:00)
定休日	水曜日
テイクアウト	可
駐車場	なし
アクセス	地下鉄七隈線六本松駅より徒歩約5分 西鉄バス別府橋バス停より徒歩約1分 西鉄バス梅光園1丁目バス停より徒歩約２分
公式ページ	ホームページ Facebook インスタグラム

まとめ

期待以上に満足度の高いお店でした。ランチメニューのコスパの良さもそうですけど、今回の感動は、「鴨ロース煮」でした。これから鍋料理がおいしい季節になるので、「鴨なべコース」ってのも今後の楽しみにしたいです。

軽く飲みたいときは夜限定メニューの「おでん」で、ほろ酔い気分になるのもよさそうです。