【大牟田市】株式会社シロノマに独占取材｜デザイン制作・広告企画を行う上で大切にしていることは？

宜しくお願いします。

紙媒体をメインとした「デザイン制作」や「広告企画」ですね。

企業をはじめ「行政」「学校」「個人店」から依頼されますが、メインは「企業」ですね。

デザイン制作の依頼は、「ロゴマーク」を作ってください！と来られる方が多いですね。

その他にも、

こういっデザイン制作もしていますね。

最初のロゴマークから、パンフレットや看板など派生して、最終的に企業周りのデザインを全て依頼されることが多いですね。

そうですね（笑）

商品やサービスを宣伝するための戦略を立てる仕事ですね。依頼者とエンドユーザーの橋渡しをしていくイメージです。

例えば、新商品として「食品」を売り出したい場合、商品パッケージやリーフレットが必要になります。

また、チラシ広告だけで済ませるのではなく、その前段階で試食会を開催したりもしますね。

食品によっては、店頭販売ではなく出張販売の方が適していることもあるので、そういった場合は「のぼり」のことなども考えてプランニングしていきます。

そうですね。

エンドユーザーにどのように伝わるかに意識を向けて、効果的な方法を考えていきます。

会社のPRや新商品の宣伝など、対外向けにどのように発信・広告していけばいいか分からない人が多く来られますね。

そうですね。

ほかにも、新規事業を立ち上げたけど、進め方が分からないから手伝ってほしいなんて依頼もきますね。

長い時は「年単位」でお仕事を一緒にすることもありますよ。

依頼者と「コミュニケーションを取りながら」進めていくということですね。

全然違います(笑)

ロゴを作るにしても、依頼者が「どう考えているのか？」「どういう風にしていきたいのか？」などを話し合いながら進めていきます。

僕が主導でロゴをデザインするのではなく、依頼者のバックボーンにある「理念や想いをカタチにしていく」のが仕事だと思っているからです。

なので、ロゴを制作するだけでも、企業の取り組みや仕事・サービス内容、どんな歴史でやってきたのかなどのお話を聞きます。

稀な例にはなりますが、こういった情報をもっと引き出すために、インタビュアーを入れてインタビューすることもありますよ。

深い部分までコミュニケーションを取っていくことで、企業の想いやエンドユーザーに伝えたいことが明確化されます。

また、ロゴだけでなく名刺を作りたい時、企業案内の冊子を作りたい時なども、一貫性を持って伝えることができるようになりますからね。

依頼者とだけ話して企画を進めるんじゃくて、そこで働いている社員さんとも話し合いをしたりしますね。

社内全体で「同じ方向を向いて進んでいけるようにするため」ですね。

依頼者である経営者の方には「こうしたい！」という方向性を持っていても、社員の方にはそれが伝わっていないことがよくあるんですよね。

何をするのか曖昧な状態だと、やっぱりモチベーションって上がらないので。

なので、社内全体の相互理解を深めるために、社員やスタッフの方ともコミュニケーションする場を設けてもらうこともあります。

ケースバイケースですが、トップの人がやりたいと思っていることをみんなで共有する場を設けたり、逆にスタッフが思っていることを挙げるためにワークショップを開催したりですね。

このように社内全体を繋ぐ働きかけまでするというのは、中々やっていないと思います。

たまに割に合ってないと思うこともありますけどね（笑）

この企画だったら「これやってください！」と伝える方が早いし、こっちとしてもラクなんですが、企画を遂行する社内全体が「納得した状態で進まないとモチベーションは上がらない」からですね。

パンフレットの新規制作で「前年比200％」近くを達成した事例がありますね。

こちらはブライダルのお仕事だったんですが、そこで働く社員さんの意見を取り入れながら一緒に作っていきました。

この売上が上がった理由を実際に調べたんですが、このパンフレットを使用し始めてから社員さん一人ひとりの営業する時間が長くなったんですよですよね。

社員さんの意見や想いを反映させたパンフレットなので、やはり説明するときも熱量が出てきて。

熱量を持って話すことで、自分達の想いが伝わるようになり、それが成約率の向上、結果として売上に繋がるようになっていきましたね。

僕が制作したもので、依頼者のモチベーションが上がる時ですね。

全然違います（笑）

名刺ならもっといっぱい配りたくなるとか、商品パッケージなら自信を持って販売の営業をかけれるようになったとか。

先ほどのブライダルの事例で、営業をする時間が長くなったのもそうですね。

このように依頼者のモチベーションが上がったのを見ると、うまく引き出せたんだなぁと充実感が湧いてきますね。

そうですね。
広告物をターゲットにいかに伝わりやすくするかは重要視しています。

でも、この広告物を使用するのは依頼者の方なので、どのようにすれば広告物を使いたくなるを考えるのも大切だと思っています。

なので、僕がデザインを制作する時は、依頼者の意向や想いを汲み取り、それをデザインに反映していきます。

シロノマって片仮名で書いているので分かりにくいですが、漢字で書くと「白の間」になります。

そして、この白の間は「白い茶室」をイメージしています。

そうです。

茶室のような狭い空間で顔を付き合わせながら話を広げていき、お互いがどう考えているのかなどを対話しながら、自由な発想を出していきたいという想いがあります。

そして、依頼者と一緒にこの白い茶室に色んな塗るようにしていきたい。このような想いを込めて「シロノマ」と名付けました。